多様な時代に成功を治めるための、「与える人」になる方法

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あなたは何に対して成功したいですか?

成功する為にどの様な事を実行していますか?

その行動は他の人にどの様な影響を持っているか考えたことはありますか?

この本では、本当に成功をしている実業家や、はたまたサラリーマンまでを研究し、どの様なタイプの人間が成功を収めているか、そしてどの様に成功を収めているかにについて書かれている。

そして私もこの本を読み、周りを見渡した際にこの本に書かれているタイプの人間が確かに成功していると感じている。

この本は私の行動原則のアップデートをしてくれた本だ。是非あなたもこの本で今までの行動を振り返り、今後の仕事に役立つこと間違いない本である。

オススメする本書のポイント

人間の行動や思考は3パターンに分けられる。そして成功者の8割は「ギバー」である。

本書では次の3パターンに人間の行動や思考が分けられており、それが基底となっている。

「テイカー(受け取る人)」

何でも自分中心に考え、自分の利益を得る為の手段としてのみ、相手に「ギブする」。

「ギバー(与える人)」

まずギブしようとする。相手の事を考え、真っ先に相手に与える。その時点では頭の中に、目的としてテイクがあるわけではない。

「マッチャー(バランスを取る人)」

ギブとテイクに時間的なズレはあまりなく、ギブが先行すればテイクで補完しようとする。逆にこういう人はテイクが先行するのも好まないので、そう感じると意識的にギブをする。

そして、成功者はギバーとして相手に与える事で深い信頼関係を作ることが出来、その信頼関係や助けを貰いながら成功していると本書では書かれている。

さて、あなたはどの部類に入るだろうか?是非考えてみて欲しい。

テイカーの思考とギバーの思考

前項でも書いたように、テイカーとは自分中心に考える人である。

もし組織にテイカーがいた場合、あらゆる手段を使って自分の利益を最大化しようとする。例えば次の通りだ。

テイカーは一つのパイからどれだけ自分の取り分を大きくするかを考える。

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しかしギバーは相手中心の考えの為、次のような考えを持っている。

ギバーは一つのパイを大きくし、各個人の取り分を大きくさせるように考える。

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私はこの考えは目から鱗だった。考え方をアップデートをさせてくれるものだった。

ギバーがテイカーに良いように使われない為の対策法も書かれている。

やはりギバーが皆、成功しているわけではない。本書でも書かれているが、失敗している多くの人はギバーでもあった。

それは、周りに親切にしすぎて、自分の利益を考えていないことにある。

つまり「自己犠牲タイプ」な人が時間とエネルギーを咲いて、そのツケを支払っている。

その一つの対策として、自己利益への関心を高めることが大切である。と本書で書かれている。

つまり、決して自分の利益は見失わず、それを指針に、「いつ、どこで、誰に与えるか」を決めることが大切である。

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まとめ

如何だっただろうか?

自分は今どんなタイプか、そして今の仕事をそしてこれから行動するにあたって、どのように振舞っていくかを考えていく為にも、この本は大変有益である。

是非この本を手に取り、あなたの仕事に役立てて欲しい。